「禅とオートバイ修理技術」に学ぶデバッグの定石

仮説なき試行錯誤はデバッグアンチパターン

「禅とオートバイ修理技術」という本を読みなおしていたのですが、これぞまさにトラブルシュート/デバッグのあるべき姿!という話が出てきたので書き留めておこうと思います。

デバッグをしているときにサルのダーツ投げのように下手な鉄砲を沢山打とうとするのはよくない」という話はJulia Evans氏もおっしゃっていた話ですが、どうしてもやっちゃいますね。ほんと気を付けようと思います。

焦らずに1つ、1つ事象を書き出すことを意識して。。

引用

バイクのメインテナンスはそれほど複雑なわけではない。だがもし 混乱するようなことが出てきたら、そのときは焦らずに客観的に見直してみる ことが肝要である。生じた問題を一つ一つ書き留めるという行為は、混乱した頭をもとの漠然とした状態に戻してやることになる。 (略) ノートにはあくまでも論理的な記述をする必要があるが、分類するとすれば、それは六つのカテゴリーに分けられる。
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(1)問題点の記述
(2)原因の仮設
(3)各仮説をテストするための実験
(4)実験結果の予想
(5)実験結果 (6)実験結果から導かれた結論
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(略)これらの目的は失敗を導きかけない誤った考え方を、正確に処理することである

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