暗号の基礎

はじめに

X509などの暗号化方式の基礎を理解できていないと思ったので復習しました。

1. 暗号化と複合化

1.1. 暗号化とは

あるメッセージを元がわからない別の情報に置き換えることを、暗号化( encryption ) と言います。

1.2. 複合化とは

暗号化されたメッセージ(暗号文)を暗号化前のメッセージ(平文)に戻すことを、複合化( decryption ) と言います。 また、複合する時に使う情報を 秘密鍵(secret key) と言います。

2. 共通鍵暗号公開鍵暗号

暗号化方式は、大別して共通鍵暗号公開鍵暗号の2種があります。

2.1. 共通鍵暗号

暗号化する鍵と複合化する鍵が同じ暗号化方式のことを、共通鍵暗号(common key cryptosystem)と言います。

IT用語辞典によると、秘密鍵暗号、synmetric key cryptsysystem とも呼ばれるようです

2.1.1. 共通鍵暗号アルゴリズム

共通鍵暗号アルゴリズムには、ストリーム型とブロック型の2種があります。

ブロック型の代表的なアルゴリズム

ストリーム型の代表的なアルゴリズム

  • DES
  • AES

2.2. 公開鍵暗号

暗号化する鍵と複合化する鍵が異なる暗号化方式のことを、公開鍵暗号(public key cryptsystem)と言います。公開鍵暗号において、暗号化に使用する鍵のことを公開鍵(public key)と言います。また、複合化に使用する鍵のことを秘密鍵(secret key) と言います。

2.2.1. 公開鍵暗号アルゴリズム

公開鍵暗号アルゴリズムとしては、RSAが有名です。

終わりに

公開鍵暗号の詳細までまとめたかったのですが、辿り着きませんでした。これについては後日改めて書きたいと思います。

参考文献

クラウドを支えるこれからの暗号化技術

/* https://sunrise033.com/entry/hatena-blog-how-to-hierarchicalize-categories */